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第3回全日本学生落語選手権『策伝大賞』結果報告

第3回全日本学生落語選手権『策伝大賞』

第三回・策伝大賞予選会は、長良川国際会議場、岐阜市文化センター、岐阜市民会館にそれぞれ設けられた特設会場にて行われました。北は北海道、南は沖縄から集まった36大学114名の学生が腕を競い合いました。

予選会前のオリエンテーションでの出場学生のみなさんです。予選会前のオリエンテーションでの出場学生のみなさんです。

予選は6分間という短い時間の中で、学生の中には今日のために一日10時間もの練習を重ねてきた者もおり、予選会場では本番を目前にした学生たちが出番直前まで必死でネタを確認する姿が見られました。学生たちの緊張で予選会場全体はただならぬ緊張感に包まれておりました。

それもそのはず、各会場40人近い出場者の中から、決勝に進めるのはたった1~2名のみ!予選会場は決勝に進もうと猛威をふるう学生たちの新鮮で個性あふれる落語が続きます。3会場半日にもわたる厳しい予選を勝ち抜いたのは、6名の学生です。初めて女性も選出されました。

決勝に出場した6人です。決勝に出場した6人です。

さて決勝は、長良川国際会議場大ホールにて、およそ1,400人以上もの観衆を前に、実に堂々とした落語を披露してくれました。会場は終始笑いの渦が巻き起こりました。桂三枝(落語家)師匠、立川志の輔(落語家)師匠、大島希巳江(文教学院大学助教授・英語落語プロデューサー)さんをお迎えして審査を行っていただきました。

そして、第三回全日本学生落語選手権・策伝大賞には、東京大学井の線亭ビリ馬(国枝明弘)さんが選ばれました。演目は「まんじゅうこわい」。枕(落語の導入)から観衆をくぎづけにし、軽快な話し口調に会場中が魅了されました。また、審査員特別賞には「権助魚」を披露した筑波大学 筑波亭酔兎(矢作明子)さんが選ばれました。
ほか、入賞したのは以下のみなさんです。

福岡大学 粗忽家勘楽(出口俊裕)さん
神戸大学 甲家煩知(加賀野宏)さん
茨城大学 粋々亭流朝(井上慎二)さん
慶應義塾大学 三笑亭空巣(越山理志)さん

決勝に進出した、茨城大学の粋々亭流朝(井上慎二)さんです。決勝に進出した、茨城大学の粋々亭流朝(井上慎二)さんです。

決勝に進出した、福岡大学の粗忽家勘楽(出口俊裕)さんです。決勝に進出した、福岡大学の粗忽家勘楽(出口俊裕)さんです。

審査員特別賞受賞、筑波大学の筑波亭酔兎(矢作明子)さんです。審査員特別賞受賞、筑波大学の筑波亭酔兎(矢作明子)さんです。

策伝大賞に輝いた東京大学の井の線亭ビリ馬(国枝明弘)さんです。策伝大賞に輝いた東京大学の井の線亭ビリ馬(国枝明弘)さんです。

感極まって涙をこらえきれない、井の線亭ビリ馬さん(写真中央)です。感極まって涙をこらえきれない、井の線亭ビリ馬さん(写真中央)です。

今回の策伝大賞の模様は、3月4日(土)17:00~17:54 NHKBS-2「BSイベントホール 笑う岐阜に春よこい!」及び、3月11日(土)10:00~10:59 NHK総合放送(東海3県エリア)にて放送されました。

審査員の方々です。審査員の方々です。